イキモノ

【旅する蝶アサギマダラ】飼育キット研究のきっかけ(大人の自然体験)

小学3年生の理科の授業で、「チョウを育てよう」という授業があります。先生や子供が用意できるのは、モンシロチョウかアゲハチョウになります。ここで、もっともっと美しい蝶を育てて、閾値を超える体験を与えることができれば、自然を思う心を養えると思いませんか?

物心ついた時から生き物大好き少年(昆虫博士)だった僕は、運よく自然環境調査の仕事に就くことができました。そして15年ほど前に調査で出会ったアサギマダラに魅せられ、

蝶使い

「この蝶を育てる体験をすれば、きっと人と自然がつながるはず!」

と信じ、10年ほど前から飼育キットの開発をはじめ、毎年改良を重ねた結果、2021年の春には、長野県の小学校で15セットを体験していただき、その全て、30匹の蝶が無事に羽化したと連絡をいただきました! (1キットに2匹の幼虫が入っています。)

そこでこの記事では、発明までの道のりや、なぜこの蝶だったのか?などを解説します。

この記事を読めば、生き物大好きなお子様がどのような道を進めば幸せなのか?の参考になると思います。僕もまだまだ旅の途中ですが・・・。

発明に至る葛藤や、失敗談なども書きますので、どうぞ最後まで読んでください。

2000km以上、日本中を旅する蝶「アサギマダラ」です!

幼少期から生き物が大好きで、大学を出てから、自然環境調査の仕事をしていたため、この蝶は毎年のようにどこかでは出会っていました。でも、今(2022年)から15年ほど前に、三重県での調査で、このようにフジバカマに集まるアサギマダラを見てしまい、その美しさに虜になりました^^

その時は、

蝶使い

「たくさんの人にこの美しい蝶を見せたい!」


と強く思いました。

その後、やっぱりどうしても見せたくて、特に子供たちには見せたくて、箕面こどもの森学園での環境教育プログラム「空から蝶を呼ぶ庭づくり」に始まり、アサギマダラの飼育キット「蝶絶体験」の開発まで、15年経った今でも深く関わることになろうとは、その時は思いもよりませんでした・・・

(つづく)

【おすすめの生き物図鑑】アサギマダラの図鑑ならこれ!

アサギマダラについて、その旅について興味を持たれた方、アサギマダラについてとても詳しく書かれている図鑑なら、これだと思います!(図鑑というか読み物でした。)

アサギマダラをひたすらマーキングして観察して調べられているお医者さん、栗田さんの本です!

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生き物系 youtuber もしておりますので、良かったらご覧くださいmm

蝶使い

アサギマダラはいくつもの動画で登場するので、見てね!

つづく

アサギマダラの話はとても一回では終わりませんので、まだまだ続きます。